坂本龍馬がなした役割とはどのようなものだったのか?

幕末の英雄というと多くの人が坂本龍馬を思い浮かべられることでしょう。

日本が新時代を迎えるのに彼が果たした役割はとても重要であるとされ、教科書でもこれらの話は太字などで書かれています。

ですが、坂本龍馬がなしたことは実際何なのかということや、その影響など役割の細かいところはあまり気にされることもないようにも思われます。

それでは、坂本龍馬がなした役割とその影響についてお話していきます。

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幕末における坂本龍馬の役割はあまり目立たない?

教科書や某創作の本の中でも坂本龍馬は大きな役目を果たしたとして、又はその過程を派手に描かれていますが、意外なことに多くの人は本当に彼がそんな大きな役割を担ったのだろうかといった見方をしているようです。

というのも、坂本龍馬は実家はともかく浪人であり、大きく見ても武器商人でしかないというのにどれだけ顔が広くとも政治的に介入しうるようなことがあるかどうかということや、先に述べた身分の人間に大物が政治やその先を果たして任せることがあるだろうか?

そういった考えが思いの外多いようです。

坂本龍馬の果たした役割とは?

さて、実際坂本龍馬がなした役割とはどういったものなのでしょうか?

確かに先程述べた通り、一介の浪人であり武器商人が政治の中心に躍り出るということは考えにくいというのが現実的な考えと思われます。

しかし、それは通常の場合であり時代は激しく移り変わり、あらゆる常識も変化した時代です。

その場合は果たして一介の浪人だからということでその役割の大きさが決まるのでしょうか?

坂本龍馬は時代の変化を感じていました。

その先に起こるであろう政治の流れについても思うものがあったのでしょう。

ただこのままでは物騒な流れで事が進んでしまうと思われるほど時代は激しく動いていた為、彼はどうにか平和的な時代の移行の為に動き出すのです。

それが彼の行動と役割の本筋となっているように思われます。

その為に行ったのは有名な薩長同盟でした。

この頃の両藩は相手を失脚させたり手を回したりで非常に仲の悪い犬猿の仲そのものだったといわれます。

この力を持っていた藩がこの調子では世が荒れるというのは同じ時代を生きた多くの偉人も思うものがあったのでしょう。

故に坂本龍馬はその顔の広さで藩の主要人物などと親交を結び、やがて間接的ではあるものの平和的な方法である「大政奉還」に向けて働きかけ続けて行ったのです。

もし坂本龍馬が動かなかったら?

先に述べた行動は幕府と政治的に向き合う者を増やすという結果になりました。

出なければ、幕府に立ち向かうのは長州藩以外にはいなかったということも考えられます。

その場合は未だに幕府は続いていたか、そうでなくてもあまり変わらない政治が継続しているということもあったかもしれません。

いずれにせよ、あの時代に彼が幕府に向かい合う側を増やすという行動を起こす。

この役割を行わなければ時代が動くのはさらに後になっていたかもしれません。

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