歴史に関わった坂本龍馬の能力とは?

歴史に関わることのできる人間には、必ず何かそれらに応じた能力というものがあるのは言わずもがなといったところでしょう。

それは一見何でもないようなことだと思われることでも、その何でもないを使うことそのものに秀でているが故なのだとして考える専門家も多いようです。

かつて日本を新時代へと導く礎の1つである大政奉還を成すに必要としたい人がいます。

それが幕末の英雄と名高い坂本龍馬でした。

彼は、実家は確かに裕福で武士の家ではありましたが、当時は一浪人として世間ではみられており、とてもではないが国のトップと国の行く末をというような地位も何もなかったはずでした。

しかし、坂本龍馬は後世に名を残しました。

そしてその行動には彼の能力が大きく活躍していたのです。

それでは、歴史に大きく関わった坂本龍馬の能力についてお話していきます。

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一見トントン拍子で進んでいく坂本龍馬の道

坂本龍馬にまつわる話は歴史の中でも小気味がいいほどに、それほどトントン拍子に進んでいくという印象があります。

実際は彼が18歳の時に起きた黒船事件からがスタートと言ってもいいのですが、彼はそこからの行動力がすごかったのです。

まず、修行に来ているとはいえ国から海岸警備の任を言い渡されていながら勝手に黒船を見に行き、その後は脱藩し、勝海舟などに関わる事で神戸海軍操練所で学んだかと思えば半年かそこらで日本の主だった場所を走り回り「亀山社中」を立ち上げ、日本初の貿易会社を切り盛りし始めているのです。

ここまで見ても大層な事だというのに、まだ序盤なのです。

苦労話や陰鬱な気分になるようなことの1つでも出てきそうなものですが、誰もが不思議に思うほどそういった話の出てこない人物です。

坂本龍馬が大義を成す為に駆使したと思われる能力とは?

坂本龍馬が先ほどまで述べた事を一息に行い、その後も様々な事を行ってこれた事には人柄を含め、いくつかの優れた能力が起因しているようです。

トータルして考えると、坂本龍馬は多くの師や知人・友人・同士といった人に囲まれていた事で道を選んできたように思えますので、そんな人々とうまく関わるために必要なコミニュケーション能力が非常に高かったのは言うまでもありませんし、そこににじみ出る性格もよかったのかもしれません。

坂本龍馬の能力はほかにもある?

先に述べたコミニュケーション能力は基本的なものであり最も重要とされますが、彼の場合はほかにもこの大義に必要であるとされる能力の多くを持っていたように思われます。

例えばアイディアを膨らませる能力などがあります。

日本人は外国の技術をさらに改良し高性能の者に帰る事にとんだ民族ですが、坂本龍馬のそれはさらに群を抜いていた事をにおわせています。

人のアイディアを自分の想像力で伸ばしていったのです。

その為にはアイディア提供者が有益か否かを見る人を見る能力も重要となりました。

同時にその局面で自分に有益な人間なら固定概念にとらわれずに手を伸ばし声をかけ、今度はそんな人々の能力を最大発揮させる為の行動力にも秀でていたようです。

こうしてみると、坂本龍馬は一流企業の創始者などと似た部類の人間だったのかもしれません。

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