今なお多くの人々を魅了する幕末の英雄、坂本龍馬。
多くの人を引き寄せ縁をつなぎ、そこからさらに大きな道を歩き志半ばでこの世を去ったとされるヒーローとして、近年その人気は衰える事を知りません。
そんな多くの人を引き付ける魅力と人柄を持つ彼ですが一体どのような人物だったのでしょうか？
それでは、坂本龍馬の魅力とその人柄について紹介していきます。
坂本龍馬とは？
幕末の時代。
坂本龍馬は土佐藩の武士階級である「郷士」の家の末の子供として生を受けます。
とはいえ、彼の家は元からの武士の家ではなく、非常に裕福な商人の分家であったがために彼の家も裕福であり、その事から武士の身分を買ったとされています。
今でこそ歴史上の偉人として名が知れている坂本龍馬ですが、幼年期は気も弱い子供であり、勉強のできもあまり良くなかったとされています。
しかしながら、14歳から通い始めたとされる剣道道場では1日中熱心に稽古をしていたとされています。
その後、父親の交際の実家の当主との付き合いを通して強く海外へあこがれるようになっていくのでした。
坂本龍馬とはどんな人柄であったか？
坂本龍馬に実際あった人物も、間接的に伝え聞いていたり関わっていたりした人物からも彼の人柄については多く語られているようです。
例えば、直接会ったことがないとされる板垣退助は細かいことは気にしないおおらかな人柄であったとしています。
その他にも、坂本龍馬は大変愛嬌があり多くの人に愛されていた為、本などをきちんと読まないせいか間違いなどが起こる事もあっても、フォローをしてくれる友人なども多い人物であったと語る人も多いようです。
その他にも、中岡慎太郎には日々様々な事を人知れず試していたり、知恵が働く人物であったとされていたりもしたようです。
例え敵対関係にある相手であっても敵わないと思えば教えを請いさらに努力をしていくというところもあったというのは勝海舟の言葉です。
しかし、その他の人からは坂本龍馬はこれだけの行動をしていたにもかかわらず過剰な人物でもなく騒がしくもないおとなしい人物であり、見た目は強く怖い雰囲気もあるものの温和に物事をはこぶとされ、同時にそれでも度胸があるといわしめていたようです。
坂本龍馬の魅力とは？
先程までに述べた通り、坂本龍馬の魅力は何でもしてみることや自由である事。
穏やかでありながら芯が強いという事も大きな魅力であり、そんな彼だからこそ多くの人を引き付け続けたのではないかと思われています。