世界には多くの革命家と呼ばれる、その時代の浮雲児が出現し、多くの変革を成してきた歴史が存在しています。
その役割としてわが日本にも有名な変革者であり、英雄と称されている人物の筆頭といわれて思い浮かぶの人物は何人かいますが有名どころで言うと坂本龍馬の名がよく上がっています。
確かに各時代には大義を成した人物はいましたが、彼の考えと行動は幕府の時代から近代への切り替えを行ったことで重要とされています。
同時に日本の革命家を坂本龍馬とした場合、海外には同じような革命家はいなかっただろうかという話題で上がる人物は何人もいますが人気が高いのは「キューバ革命」を起こしたとされる「チェ・ゲバラ」の名がありました。
しかも、日本と海外の革命家である彼らには思いもよらない共通点まであるのです。
それでは、坂本龍馬とチェ・ゲバラ。
2人の革命家の共通点についてお話していきます。
革命家、チェ・ゲバラとは?
まず、冒頭で述べた「チェ・ゲバラ」について紹介しておきます。
チェ・ゲバラとは本名「エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ」という、1928年6月14日生まれの、アルゼンチンの医者兼政治家とされ、後に革命家としてその名が広まります。
その人生は医者を志して南米大陸の縦断の旅に出た際に見た貧富の差や差別といった事柄を見聞きした事により、マルクス主義に傾倒していくと言ったものでした。
この頃は土地も電話も電力も何もかもの権利が支配を受け、キューバはマフィアの巣窟となっていたと言います。
そこで反政府運動を行い亡命していたフィデル・カストロと出会い、感銘を受け軍医として彼らと共にキューバ革命への道に足を踏み入れていきます。
その際、戦闘終了時には自軍も敵兵にも必ず治療を施すという仁義ある功労も話題となり、更に中もが増えていったと言います。
最終的には言語民主共和国などで活動しボリビアでも活動していたものの、銃殺されたとされます。
坂本龍馬とゲバラの共通しているところとは?
さて、先程のゲバラの紹介の際に気付く方も多いのが、坂本龍馬とゲバラには共通する点があるという事です。
坂本龍馬は多く徒に徒と共に歩き、行く先々でその穏やかで自由な考えから仲間を増やし進んできました。
そしてゲバラも、このままではいけないという思いからキューバ革命に加わり、医者という立場もあったものの敵味方と区別なく手当てをしていき、結果多くの人とつながり仲間を増やして進んでいます。
この2人の共通点。
それは、人間力なのではないでしょうか?
最後に
この2人の共通している点に関してはほかにもいくつもあるものの、結果として両人は志半ばでの死を迎えています。
しかし、それでもなお後世に伝わる革命家の影響は続いていくのかもしれません。