幕末の英雄、坂本龍馬は多くの人々や物など様々な事に影響を与え、現代でもその人気は衰える事を知らないとされています。
その結果、多くの漫画や小説や創作。
映画やドラマにも登場しています。
その役としても多くの名俳優の方々の手により演じられ、同時にその作品では主役か否かに関わらず人気があり、同じ作品の出演者も多くの想いを募らせるとしています。
そんな中、長崎市亀山社中記念名誉館長を務めたとされ、同時に坂本龍馬に関わる作品にも多く出演しているとされる俳優である武田鉄矢さんは、ある事からその熱い胸の内を語ったといわれます。
一体何があるというのでしょうか?
それでは、坂本龍馬の関係する歴史の扱いと、それを語る武田鉄矢さんについてお話していきます。
武田鉄矢と坂本龍馬が関係することについて
坂本龍馬について熱く語る事はコアなファンの間でも多くあります。
では、武田鉄矢さんの場合はどういう関係上からなのでしょうか?
勿論、坂本龍馬と武田鉄矢さんに直接の関係などはある筈もありません。
ただし、この型の経歴をざっと見てみるとあこがれからくるものを感じるという方も多いのではないでしょうか?
まずこの武田鉄矢さんは歌手であり俳優であり、タレント業に策士かとしても活動していらっしゃいます。
そして、歌手として彼の所属するフォークグループの名は海援隊となっています。
しかも俳優としては、坂本龍馬の関わる作品に何度も出演しており、その思いも熱いものであるとか。
更には長崎市亀山社中記念館名誉館長を務めるなど、積極的に坂本龍馬への関係を持っていると言って過言ではありません。
近年では坂本龍馬の第一の師匠である勝海舟役として「龍馬伝」に出演しています。
武田鉄矢さんも物申す、坂本龍馬の歴史の扱いについて
実は今まで歴史の教科書では坂本龍馬や吉田松陰含む戦国武将の一部までもが「直接的に歴史を動かしたわけではない」という理由で消え去ろうとしているというのです。
流石にこれは誰もがおかしいと思われるのではないのでしょうか?
何故なら、坂本龍馬が行ったのは「影響を与える事」と「間接的な行動からの大義達成」なのですから、直接的でない事など誰もが知っています。
それらを高校・大学の教員団体である広大連携歴史教育委員会では削除対象としているのだという事です。
これに対しファンの1人でもある武田鉄矢さんは報道に「教科書を作っている人たちと、歴史好きの食い違いみたいなものを感じました」としており「歴史は人間が作っていくものであって、歴史が人間を語っていくというのは逆さですよ、手順として。人間を語るところから歴史が始まるんです」とも言い、熱い思いを語ったと言います。
最後に
大きな歴史の流れの中では、確かに小さく直接的には関わり合いがないということも多いかもしれません。
しかし、武田鉄矢さんの言う「歴史は人間が作っていく」はまさに龍馬の人生のそれだったのではないでしょうか?
こういった魅力も備えていなければ、誰も歴史に興味を持たなくなってしまうのではないかと思わせられるお話だと思われます。