幕末の英雄、坂本龍馬は筆まめであったという話は、彼の姉への手紙が多く存在していることからも分かる様に有名な話です。
それこそ、妻・おりょうや、大政奉還に関しての内容をしたためた手紙なども関係者に送られたりという事もあるほどに、あちこちに手紙を出していたとされています。
そんな中でも群を抜いて多いのが先に述べた坂本龍馬本人の姉への手紙です。
それでは、坂本龍馬が送ったとされる姉への手紙などについてお話していきます。
坂本龍馬の手紙についての意見
現在確認されている坂本龍馬の手紙は139通(時に140通)といわれています。
時代の正なのかそれらの手紙を見ても何を書いているのかも分からない下手な文字ののたくったようなものに見えるとされていますが、これらの手紙はプロの書道家の方々からは非常に美しい味のある良い文字との評価があるようです。
そして、そんな文字で書かれた手紙のほとんどは、姉である乙女宛の物であるとされていあます。
坂本龍馬の姉への手紙について
坂本龍馬の手紙は先に述べた通りのびやかで美しく味のある文字で綴られているとされています。
その内容は実にユーモラスなものが多く、時に策士としての雰囲気すら漂わせるものであるとされています。
冗談めかして書かれているようなものや、喜びなどの喜怒哀楽がストレートに伝わる文章も魅力の1つでしょう。
面白いとされているのは「他人に見せてもいい・決して見せるな」といった追憶がみられる点ではないでしょうか?
同時に小難しいはずの哲学などもうまい事伝えるなど、多くを学び難しい事を分かりやすく伝える配慮のできた手紙であったと言えるでしょう。
坂本龍馬の姉への手紙の様々な内容
さて、実際に坂本龍馬が姉である乙女に送った手紙ですが一体どのようなものがあったのでしょうか?
日本初と有名な、坂本龍馬の日本人初の新婚旅行についての手紙が有名どころなのではないでしょうか?
跡は強大に形見分けをねだる手紙であったり、寺田屋事件の時にも手紙を送っていたようです。
中には坂本龍馬が新時代を築くために行っていた内容などに関係ある事柄もあったようで、悪い役人を何とかしたいという内容なら「洗濯したいと思っています」といといった冗談交じりともとれる内容で揶揄した内容のものもあったようです。
その文章は、姉である乙女相手だからこそできた表現だったのかもしれません。
この他にも多くの手紙が送られていたとされていますが、この時点でも坂本龍馬がいかに筆まめであったのかについて知った気がすることでしょう。