幕末の偉人坂本龍馬といえば今も多くの人が知るヒーローであり、その志半ばでの死の前後では多くの事が起き、時代が動きました。
その人生の様々な場面すらもロマンに溢れているとも言われ、彼の誕生日は命日と同日とされているといった話もあります。
そしてその日には京都にて坂本龍馬の墓のある神社などで供養の為の「龍馬祭」といわれるものも行われるほどです。
更になぞとされている事柄も多くあるなどますますその興味は尽きないとされています。
それでは、坂本龍馬の誕生日が命日であるということや、その催しについてお話してきます。
坂本龍馬の誕生日は命日?
坂本龍馬の誕生日と命日が同じという話は有名な話としてファンの間でも知れ渡っていますが、実はその日数に誤差が生じているなど諸説あるといわれているのをご存知ですか?
坂本龍馬の誕生日は天保6年11月15日で、なおすと1836年1月3日となります。
そして、命日ですが慶応3年11月15日とされ、やはり治すと1867年12月10日となります。
この様に微妙にずれが生じてしまっているのです。
そもそも坂本龍馬の誕生日にはいくつかの説が存在しています。
大きくは3つに分けられており、その節は坂本龍馬について記された書物からとなっています。
何にせよ坂本龍馬の生きた時代には戸籍の管理制度がない為出生記録もない為曖昧となっているのです。
坂本龍馬の命日に京都で催される祭り
坂本龍馬の誕生日や命日に関してはいくつかの説はあるものの、現代においては「11月15日」の命日に、彼をしのぶ「龍馬祭」が執り行われているといいます。
こちらは坂本龍馬の墓がある京都の神社において営まれているようです。
始まりは1906年に京都に住んでいる高知県出身者の方が始めたそうです。
暗殺の前にシャモ肉を買いに行かせていたという事で、シャモ鍋が供えられ参列者の方々にもふるまわれるといいます。
京都には坂本龍馬の墓
先程も申した通り坂本龍馬のお墓は京都にあります。
場所は京都市東山区にある「京都霊山護国神社」となっており、中岡慎太郎とともに眠っているとされます。
その周りには幕末の志士、同士といった方々も一緒であるとされています。
この神社そのものも非常に重要な場所であり、お墓の拝観には300円が必要ですのでお参りの際にはお忘れなく。
そして、神社までの道にも維新の道と呼ばれる道が続いており、そちらを巡るのもよいでしょう。
坂本龍馬のお墓からは市内を一望できるようになっており、ここから彼と同じ眺めを見てみるのも良いでしょう。